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【図解】ビットコインNFTの『Ordinals』とは?特徴や始め方を徹底解説!

悩んでる人

Ordinals(オーディナルズ)って何?

ビットコインでNFTが買えるの?

悩んでる人

こんなお悩み解決します。

この記事でわかること

  • 『Ordinals』 とは
  • ビットコインNFTの仕組み
  • ビットコインNFTの発行方法
  • ビットコインNFTの将来性

ビットコインNFTの『Ordinals』とは、ビットコイン(BTC)ブロックチェーン上にあるNFTの事です。

世界で一番有名なNFT『BAYC』を販売するYuga LabsがビットコインNFTコレクション『TwelveFold』のオークションを開催し、合計で735BTC、(約26億)を売り上げました。

これを読めば初心者でも簡単にビットコインNFTについて知り、実際にNFTを買うことができますよ。

記事前半は『ビットコインNFT』のまとめ、後半は『ビットコインの買い方』を解説するので、じっくりとお読みください。

✔ 本記事の信頼性

【手数料で損していませんか?】

なお、Ordinalsを買うにはビットコインをOrdinals Walletに送金する必要になります。

ただし、コインチェックやビットフライヤーからは送金できないんです

そのため、唯一国内の取引所からビットコインを送金できるGMOコインで口座開設しましょうね。

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ビットコインNFT『Ordinals』とは?

Ordinals(オーディナル)とは『ビットコイン版のNFT』の事です。

一般的なNFTとはEthereum(イーサリアム)チェーン上にあるものがメインですが、新たな技術が進み、ビットコインチェーン上にもNFTを発行できるようになりました。

すでに、CryptoPunksやBAYCなどの人気NFTコレクションを運営する『Yuga Labs』もOrdinalsに参入しています。

▶NFTについてはこちら

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 Ordinalsの関連用語

Ordinalsでよく使われる用語を解説しますね。

 Inscription (インスクリプション)

直訳すると「碑文(ひぶん)」:石碑にほりつけた文章、という意味です。

ビットコインネットワークに直接刻みこまれたデータや、そのデータを含むデジタルアートのことを指しますよ。

ビットコインNFT『Ordinals』の特徴

ビットコインNFT『Ordinals』の特徴は2つありますよ。

ポイント

  • フルオンチェーンのNFT
  • ロイヤリティ手数料がない

詳しく解説していきますね。

 フルオンチェーンのNFT

NFTにはオフチェーンとフルオンチェーンの2種類があります。

テキストや画像データ
の保存先
永続性セキュリティ
(改ざん可能性)
フルオンチェーンブロックチェーン上高い高い / 改ざん不可
オンチェーン外部のサーバー低い低い / 改ざん可能

オフチェーンがブロックチェーンとは別の所にデジタルデータが存在する一方で、フルオンチェーンはブロックチェーン上にデジタルデータあるため、永続性が高く、セキュリティもしっかりしています。

イーサリアムチェーン上でもフルオンチェーンのNFTを作ることはできますが、ガス代が非常に高くなってしまいます。

一方で、Ordinalsはすべてがフルオンチェーンで、ガス代も100分の1倍安く発行することが可能です。

ビットコインが無くならない限り、Ordinalsは永久に残り続けます。

くにあつ

 ロイヤリティ手数料がない

イーサリアムチェーンにあるNFTをOpenSeaなどで売買する際に、NFTを作成したクリエイターに還元されるロイヤリティ手数料が取られます。

しかし、Ordinalsについてはこのロイヤリティ手数料が一切ありません。

近年の動向として、イーサリアムチェーンのNFTマーケットプレイスであるBlurもこのロイヤリティ手数料がなく注目を集めています。

クリエイターにとっては厳しい制度ですが、今後はこちらにシフトしてくかもしれません。

くにあつ

ビットコインNFT『Ordinals』の作り方

Ordinalsの買い方は以下の4ステップです。

Ordinalsの作り方

  • GMOコインで口座開設
  • Ordinals Walletを作成する
  • BTCを購入しOrdinals Walletに送金する
  • Ordinalsを発行(ミント)する

詳しく解説していきますね。

 GMOコインで口座開設

まずはじめに国内大手GMOコインの口座開設をしましょう!

コインチェックやビットフライヤーからはOrdinals Walletに直接送金できませんので注意が必要です。

現在国内の取引所からOrdinals Walleteに送金できるのはGMOコインのみです。

今までコインチェックやビットフライヤーを使っていた方はここでサクッと登録しておきましょう。

くにあつ

また、他の取引所と比べて無料で日本円を出金できるのが特徴ですよ。

仮想通貨
取引所
入金
手数料
ビットコイン
取引所
日本円
出金手数料
送金
手数料
日本円
最低出金額
GMOコイン0円  0円 / 400円(大口)無料1,000円
ビットフライヤー0~330円 〇 220~770円0.0004BTC / 0.005ETH1円
コインチェック0~1,018円 ✖ 407円0.0005BTC / 0.005ETH2,000円
ビットバンク0円550~770円0.0006BTC / 0.005ETH1,000円

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手数料が完全無料』なので、GMOコインの『取引所』で購入しましょう。

GMOコインでの口座開設方法と入金方法についてはこちらの記事を参考にしてくださいね。

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口座開設が完了したら、日本円を入金します。

入金方法は『GMOコインの入金方法』を参考にしてくださいね。

 Ordinals Walletを作成する

GMOコインの口座開設が終わり日本円の入金を終えたら、次にOrdinals 専用のウォレット『Ordinals Wallet』に登録します。

≫ Ordinals Walletへいく

『Create wallet』→『Create new wallet』の順番でクリック。

『Password』に自身で設定したパスワードを入力し『Confirm Password』に同じものを入力し『Generate seed phrase』をクリックします。

次に、1から12番までの秘密のリカバリーフレーズを番号とセットでメモします。

このリカバリーフレーズは絶対誰にも教えず、必ず紙に書いて保存してください。クラウド上では盗まれてしまいます。

万が一誰かに知られてしまうと、今後買うNFTが全部盗まれてしまいますよ。

くにあつ

全部紙に書いて保管したら『Next』をクリックします。

次に、先ほどメモした秘密のリカバリーフレーズから3、6、9、12の単語を入力して『Next』をクリックします。

右側の画面になれば登録完了です!

『Enter』をクリックしましょう。

左側の画面が出た場合は『このウォレットはビットコインしか送金できませんよ』という意味なので、理解したという『I understand』をクリック。

右側の画面がでれば完了です!

 BTCを購入しOrdinals Walletに送金する

Ordinals Walletの作成が完了したらGMOコインでビットコイン(BTC)を購入し、Ordinals Walletに送金します。

このビットコインはOrdinalsでNFTを買う際の手数料として必要になります。最低でも2,000円、一般的には1万円ほどのビットコインを用意しておきましょう。

ビットコインの買い方は『GMOコインでビットコイン(BTC)を買う方法』を参考にしてくださいね。

BTCの購入ができたら、それをOrdinals Walletに送金します。

先ほども記載しましたが、コインチェックでは送金できませんので注意してくださいね。

Ordinals Walletへの送金方法は『GMOコインからOrdinals Walletへの送金方法』を参考にしてくださいね。

他にもXverse WalletというOrdinals専用のウォレットがありますが、ここでは割愛しますね。詳しくは『Xverse Walletとは?特徴や作り方を徹底解説』を参考にしてください。

くにあつ

 Ordinalsを発行(ミント)する

最後にOrdinalsでNFTを発行します。

まずはNFTを発行できるgammaというサイトへいきます。

≫ gamma公式サイトへいく

右上にある三本線をクリックして『Create』をクリックした後に表示される『Create inscriptions』をクリック。

次に、『Single Image』をクリックして、『Drop file here or click to browse』に画像をアップロードします。

アップロードが終わったら『Continue』をクリックします。

次に手数料を選択します。

ここでは一番安い『Economy fee』を選択しましょう。

選択したら画面をスクロールし『Continue』をクリックします。

次に3つの項目を入力します。

項目重要性内容
Recipient bitcoin address必須発行されたOrdinalsを受け取る
ウォレットアドレス
Refund address任意返金時に受け取るウォレットアドレス
※空欄の場合は上記のアドレスに送られます
Email address任意(推奨) 領収書を受領するためのメールアドレス

Recipient bitcoin addressは必須なので、Ordinals Walletのアドレスをコピーして貼り付けてください。

入力が完了したら『Continue』をクリック。

確認画面が出てくるので、下にスクロールし、利用規約もスクロールしてチェックを入れてから『Agree and continue』を選択します。

そうすると先ほど入力したメールアドレスに詳細情報が送られてきます。

次にOrdinals Walletに戻り『Send』をクリックします。

『Send to bitcoin address』『Amount』については先ほどメールに送られてきた内容を入力しましょう。

左側が送られてきたメールになるので、それぞれ対応するように入力します。

  • Payment amount → Amount
  • Payment deposit address is → Send to bitcoin address

全て入力できたら『Send』をクリックします。

パスワードを入力して『Unlock wallet』を選択します。

確認画面がでてくるので『Confirm』をクリックすれば完了です!

ビットコインが着金するまでに時間がかかるので、『View transaction』をクリックして進行状況を確認しましょう。

赤枠の所が『未承認』の場合はまだ着金していないということです。

ビットコインが着金して、Ordinalsが自分のウォレットに届くまで気長に待ちましょう。

くにあつ

手数料を『Economy fee』にした場合、1時間~1日かかるので、焦らずに待ちましょうね。

時間をおいてOrdinals Walletで下の方までスクロールすると、Inscriptionの欄に先ほど作成したOrdinalsが届いていますよ。

ビットコインNFT『Ordinals』の出品方法

Ordinalsの作成ができたら、次にそれを出品してみましょう。

Inscriptionの下にある『List for sale』をクリックして、出品金額とパスワードを入力します。

『Unlock Wallet』を選択して、内容を確認したら『List for sale』をクリックして完了です!

ビットコインNFT『Ordinals』の買い方

ビットコインNFT『Ordinals』をOrdinals Walletで買う方法は先ほどの『Ordinals』の作り方でステップ3の『ビットコインを購入しOrdinals Walletに送金する』ところまでは一緒です。

最後に2つのステップが必要なので詳しく解説していきますね。

『Magic Eden』でOrdinalsを買う方法は『MagicEden(マジックエデン)でビットコインNFT(Ordinals)を買う方法を徹底解説!』を参考にしてくださいね。

ポイント

  • ビットコインNFT『Ordinals』を選ぶ
  • ビットコインNFT『Ordinals』を買う

 ビットコインNFT『Ordinals』を選ぶ

まずは買いたいOrdinalsを見つけて選ぶ必要があります。

探し方は大まかに2つありますよ。

ポイント

  • マーケットプレイスで探す
  • Twitterのハッシュタグで検索する

Twitterでは『#Ordinals』と検索してみると、たくさんOrdinalsが出てきますよ。

くにあつ

Ordinals Walletの場合、『Collections』というタブをクリックすることでコレクションが出てきますよ。

 ビットコインNFT『Ordinals』を買う

今回は『Ordinals Wallet』でOrdinalsを買う方法を説明しますね。

まずはOrdinals Walletに行き『Collection』タブをクリックして、購入したいOrdinalsを選択します。

『Buy now』を選択し画面通り進めばOKです!

ビットコインNFT『Ordinals』のプロジェクト例

代表的なOrdinals 作品を紹介しますね。

 Pixel pepes

Pixel pepesとはOrdinals Wallet公式のコレクションです。

Ordinals Walletを初期から使用していたユーザーに向けて、エアドロップ(無料配布)された作品ですよ。

Pixel pepes保有者には追加でエアドロップも検討されていますよ。

くにあつ

発行数も少なく希少価値の高いコレクションですね。

 Bitcoin Rocks

Bitcoin Rocksとはイーサリアムの『Ether Rock』を真似した作品です。

『Ether Rock』はイーサリアムブロックチェーン上で最も古い作品と言われていますが、『Bitcoin Rocks』もそれを模倣して、初期段階で発売されたコレクションですよ。

 TwelveFold

TwelveFoldはBAYCなどを発売している『Yuga Labs』によるOrdinals プロジェクトです。

1日で15億円の売り上げを上げるなど、非常に人気が高いことを物語っていますね。

ビットコインNFT『Ordinals』の将来性

2023年1月にOrdinalsの認知が広がり、2月にはBAYCで有名な『YugaLabs』がTwelveFoldというOrdinalsコレクションを発売することを発表し、一気に注目を集めました。

最終的には発売から24時間で735BTC、(約26億)を売り上げ大成功を収めました。

今では国内でも『フルオンチェーンを格安で作成できる』という観点で認知が広がっており、今後の展望に目が離せません。

ビットコインNFT『Ordinals』のまとめ

この記事でOrdinalsの始め方を理解すれば、初心者でも簡単にビットコインNFTのプロジェクトに参入できます。最後にもう一度確認しましょう。

ビットコインNFT『Ordinals』について押さえておくべきポイントは全部で4つです。

まとめ

  • OrdinalsとはビットコインチェーンにあるNFTのこと
  • 全てフルオンチェーンにあり改ざん不可能
  • ロイヤルティ手数料はない
  • ビットコインを送金するときはGMOコインのみ

OrdinalsでNFTを購入するためにはGMOコインへの登録が必須です。

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無事にNFTを買えたら、Web3の世界を楽しんでいきましょう。

それではまた!



  • この記事を書いた人

くにあつ

✔︎北海道出身の29歳
✔︎金融系会社員
✔︎M&Aアドバイザー
✔︎ 仮想通貨・NFT・メタバースに関して誰にでもわかりやいように解説します。

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